WordPress 5.3″Kirk” リリース!正式導入からだいたい1年の「ブロックエディター」が機能拡張&改良されてより便利に!

このホームページでも話題にしてきた直感的なブログ記事や固定ページ制作の味方「ブロックエディター」。正式導入は昨年12月7日リリースのWordPress 5.0″Bebo”からということで、正式導入から間もなく1年となります。(ここでの試験導入は昨年8月あたりでした。)

そして今日アップデートされたのがWordPress 5.3″Kirk”

手回しサイレンやホイッスルを使ったり、複数の楽器を同時に演奏するなど枠にとらわれない超絶的な即興演奏技巧を持ち日本では「グロテスク・ジャズ」とも呼ばれていたジャズミュージシャン、ラサーン・ローランド・カークの名前を冠しています

アクセシビリティの改善は人によって使用感が改善したかどうか、個人の感想もあると思いますので、省略しますが、私感としては少し使いやすくなったかな?という感じがします。

グループブロックで記事を区切りごとにひとまとめ!

と書いてもややわかりづらいので、実際にグループ化したものとしてないものの違いを試してみましょう。まずはグループ化なしで、段落と画像を配置して、背景色と文字色を変えてみましょう。

テスト段落です。山形の秋

画像の方は背景色を変えられていませんね。では次はグループ化してみましょう。

テスト段落です。山形の春

文章と画像では背景に色が付けられるかどうかが違っていたのですが、グループ化すればこのように記事の区切りごとに色を付けるということも簡単にできます。あとは段落を並べ替えるときにグループ化しておくとすごく楽ですね。

強調したい部分の画像も文章も丸ごと色を付けておけばよいアピールができると思います!

やり方は簡単!グループ化したいブロックを全選択(マウスでドラッグしたり、タップでドラッグしたりして全選択)して左図のメニューから「グループ化」を選ぶとグループ化されます。

カラムが固定列幅をサポート

「カラム」でパーセンテージ単位の固定列幅を設定できるようになりました。(今までは2カラムなら50%ずつなど固定されていました。)この列のコンテンツは目立出せたいから、といった感じで、例えば動画や画像に60%などの幅を与えたり、といったことができます。この幅は外のブロックに対しての幅の割合になりますので、レスポンシブデザインでも変わらず割合を保ちます。

9年越しの機能!画像の自動回転。

デジタルカメラには実は画像のどちらが上なのか、というのを判別する情報が埋め込まれているのですが、WordPressの画像アップローダーは必ずしも正しい向きでアップロードされるわけではなく、たまに首が痛くなる角度でアップロードされ、手直ししなければなりませんでした。それが、今回自動で治るように改善されたとのことです。9年前に提案された、とのことなので2010年から提案されていたんですね。

ここからは管理者向け。でも一般ユーザーにとっても有用な更新。

サイトヘルスチェックの改善

「ツール」→「サイトヘルス」でトラブルシューティングが必要な領域が強調表示され、どこを直せばいいのかがわかりやすくなったそうです。と、いっても参考になるトラブルがこのサイトでは検出されませんでした。安心してサイトを回ってください。

「管理者」としてログインした場合のメール確認

重要な変更をおこなえる管理者権限としてログインした場合、最新のメールアドレスかどうかを確認してくれます。勝手にいじられていたら大ごとですからね。目視で確認してもらうセキュリティの一環でもありますし、メールアドレスを変えてしまいログインできない等のトラブルも防ぐことができます。

日付/時刻のコンポーネント修正

信頼性の高い方法で日付とタイムゾーンを獲得できるようになりました。投稿日時や予約投稿は現地時間を正確に読み取らなければ、間違ったタイミングで予約投稿が上がってしまったりする危険もありますからね。

PHP7.4のサポート

執筆現在で最新バージョンのPHP7.4のサポートを目指すとしています。

WordPressを安全に速く動かすためのPHPをより新しいバージョンに対応させていくぞ、ということだそうです。頼もしいですね。まだ7.4を対応させているレンタルサーバーは少数ですが、早く対応してほしいですね!

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