バウハウスデザインのフォントを使ってコンテストに応募してみた

暑い日が続いていますね。というより今年初投稿です。
なんとも間が空きすぎましたね。ハイ…。

さて、今回はAdobeのコンテストに応募した、という話です。
https://adobehiddentreasures.com/jp/designchallenge/

↑の第2弾「ポスター」に応募しました。(といってもハッシュタグをつけるだけなんですけど)
7月31日をもって締め切られたので、その作品をここに載せておきます。が、その前に…

バウハウスって?

バウハウスは今から約100年前にドイツのヴァイマルに開設された工芸・写真・デザインの学校のことです。その後、同国のデッサウや首都ベルリンに移転するもわずか14年の歴史しかありません、というのもナチスによって閉校を余儀なくされてしまったからだそうですが、機能的、合理的デザインで現代美術に大きな影響を与えたことで知られています。(その考えが継承されている団体もあります。wikipediaでしらべてみましょう。)

復刻されたフォント達

そのバウハウスに1世紀近く眠っていたタイポグラフィをフォントデザイナーのErik Spiekermann氏とその弟子達(各国の学生さん達)が復刻を行いデジタル化、AdobeのTypekitで使えるようになりました。

で、それを使って応募したデザインがこちら。

デザインのコンセプト

ようやく日本でも徐々に浸透して来た、「クールビズ」と「ウォームビズ」をテーマに「Joschmi Regular」という、字によっては真ん中が綺麗に別れているフォントを中心に使いました。(周りの字は「Xants」というフォントです。)

暑い日が続くせいか、BとCのフォントが温度計のように見えたんですね。真ん中に温度計の管を突っ込んでデザインは30分ほどで完成しました。

ですが、あえて、COOL とWARMの字は入れていません。あえて書かないことでデザインを見て考えてもらうポスターにしたかったからです。機能性、合理性の意味からいったら邪道かもしれませんが…。

フォントって面白いですね。他のコンテストにも間に合えば挑戦しようかと思います!

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