ともクリエイツ

正式版に向けてまだまだ進化中!Dreamweaver CC 2017 Beta 4を使ってみた

前回(Beta 3)のリリースから1ヶ月ほどでDreamweaver CC 2017 Beta 4がリリースされていました。はやっ!
また、リリースノートを拙い英訳しながらアップデートの中身を確認してみました。

検索と置換が(地味に)進化


詳細を見る、と閉じるのボタンが大きくなりました&複数行のコードを検索&置換するために窓も大きくしました
やっぱり小さいと感じている人はいっぱいいたのでしょうか?

コードの部分をもっと表示したい時はここを表示するとちょっと大きくなります。

「すべて置換」がワンクリックで済むように変更

(というより戻されました。ミスった時の保険にはなりそうでしたが、やはり旧来のユーザーからは不評だったんでしょうか。)
Beta 3まではCC 2015までと違い、置換する対象を検索結果で確認してからもう一回ボタンを押して置換という二度手間が発生してましたが、CC2015までと同じく「すべて置換」1回で置換可能となっています。

そういえば検索の種類として「ソースコード」「テキスト」「テキスト(高度)」「特定のタグ」で指定することができたはずですが、これは廃止になってしまったのでしょうか・・・?気になります。特に特定のタグ属性の絞り込みもできるので、大いに便利な機能だったのですが・・・

新しいオンボードエクスペリエンス

Dreamweaverは使ったことある?

テーマはどうする?

レイアウトはどうする?

といった感じで初期設定を設定するような画面が表示されます。
そのあと、Beta 1〜Beta 3に採用された機能をピックアップして説明してくれます。


うん、ありがとうもういいよBeta 3の記事書いた時に散々調べたので・・・

リリースノートのオンボードエクスペリエンスの下の方に書いてあるショートカットキーは一体、なんだろ?と思ってやってみました。
command + Opt + Shift(windowsはAlt + Ctrl + Shift)を押しながらDwを起動するという操作方法みたいです。
何が起きるかというと。環境設定をリセットしますか?と聞かれます。環境設定をリセットすればオンボードエクスペリエンスの画面がもう一回見れる、ということみたいでした。(もちろんリセットなんてしません。とかいってたら画面下に「プロパティ」が出なくなって泣く泣くリセットしました・・・orz)

新しいスタート画面

個人的には今回のアップデートの目玉はここでしょうか。
開いてすぐの画面(スタート画面)のデザインがPhotoshop、illustratorのUIと共通化されました。
Photoshop と illustratorのスタート画面は、CC 2015時点で「最近使用したファイル」「新規」「開く」を視覚的にわかりやすくしたスタート画面を表示するようになったのですが、Dreamweaver だけ旧来の真ん中にポツンと表示されるスタート画面のままで、ちょっと取り残されている感がありました。
しかしBeta 4で画面をいっぱい使った視覚的にわかりやすいスタート画面に変更となりました。このスタート画面、フォトショ、イラレでも感じていましたが黒テーマだと黒バックと白線、白文字がCOOLに感じます。
「最近使ったファイル」ではファイルの種類や変更がどのくらい前か、ファイルサイズも表示されます。

日本語IMEのバグフィックス

日本語はひらがな、カタカナ、漢字、アルファベットと4種類の文字を使う世界でも稀な言語ですが、やはり2バイト文字の入力系は、そんなもん使わんよという英語圏の方を悩ませてしまうんでしょうか・・・ごめんなさい・・・

Beta 3までは日本語IMEによる入力の際に、期待通りの動きをしないバグがあったのでそれを直したということです。
自分はそのバグには日本語ユーザーですが当たったことないみたいです。ラッキーだったんでしょうか、それとも気づかなかったのでしょうか。
もしかすると、サイドバーの「コメント削除」ボタンが効かなかったのもそのバグに関連してたんでしょうかね・・・Beta4では一発で削除できるようになってました。(Beta3では地道に手作業で削除)

他に、リリースノートにない小さな変更点として気づいたのが、「ファイル」タブを右クリックしたときに出てくる項目の選択が英語から日本語に切り替わっていました。

ダウンロードページに記載されている「And lots more…」(その他いろいろ更新してるよ)に含まれる更新なのでしょう。探ればもっと出てきそうですね。

1ヶ月弱で新バージョンをリリースしていることを考えると、フィードバックへの対応は順次行なわれている感じですね。
正式リリースに向けて大いに期待が持てそうです。

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