WordCamp Tokyo2016へ向かう新幹線の道中から記事の投稿をやってみるテスト。(いつもやっているゲームがメンテナンスに入ってしまったので、道中すごく暇です。新幹線?県内では鈍行特急だろ?)
Dreamweaver といえば、WEBデザの業界においてド定番とも言えるWEBオーサリングソフトとして知られているかと思います。
筆者もCS5以降から使い続けてますが、特に、CCバージョン以降に成ってから劇的な進化を遂げた感があり、年を追うごとに追加される機能にワクワクが止まらない状態です。
そんな中で、現在のリリースバージョン(執筆当時 CC2015)に先駆けて、大進化をこれでもかと見せつけるベータバージョンCC 2017のBeta3がついこの間から使えるようになりました!
Beta1、Beta2の時点で追加されたEmmet記法や黒いUIへの変更、SASSのサイト内でのコンパイルなども当然健在。
この黒いUI、何と言っても目に優しい!
あと、仕事してる感バリバリ。
で、Beta2→Beta3では何が変わったの?という疑問が湧いてきたので、早速本家へ・・・
あ、ログインしないと見れないんだった・・・めんどくさ。で、ググって一番上に出てきた、PDFを流し読み・・・
できなかった、ゆっくりなら大丈夫だけど全編英語のPDFは流し読みできなかった。というわけで、ゆっくりと読み進めることに。
何がBeta3で新しくなったのか?(小見出しは筆者の意訳です。間違ってたらすいません・・・)
デベロッパー向けワークスペースの追加
そのままです。ワークスペースをデベロッパー向けにできるようになりました。というか、Dreamweaverのヘビーユーザーともなってくると、さすがに自分仕様にカスタマイズされてきません?筆者は、表示できるものはタブになろうともガチガチ詰め込むタイプです。机の上も散らかってます。手に届く位置に欲しいものを置いておきたいタイプです。
プリプロセッサー(SASSやらLESSやら)をサイトの外でコンパイル
これが筆者的にはBeta3における一番のオススメ!と言うのもBeta2では「サイト設定」で設定したサイト内に限って、SASSからCSSにコンパイルできていましたが、Beta3では、そんなの関係ねえ!とばかりに「ツール」→「コンパイル」(またはF9、Macだけだったかな?Windowsはどうだっただろ・・・)でプリプロセッサーファイルを保存したフォルダと同じところにコンパイルしたファイルを一発で作ってくれます。
こいつは便利だ!特に、衝動的に試したくなったSASSを衝動的に書いて、衝動的にCSSにしたい時がある筆者にとってはガチでありがたい機能です。
実のところ。SASSの記述と表示自体は、CCの一番最初のバージョンからできていたのですが、コンパイルはKoalaやら、ターミナルやら別のものを起動しなければいけなかった、というのはCC2015でも同じですし、サイト内だけでのコンパイルならBeta2でも十分立派なのですが、実験したい時に別のソフトに離れずDreamweaverオンリーでやれるようになった、というのはとても大きいですね。まさに定番に選ばれている者の意地を感じます。
左っこのラインナンバーをクリックすると行全体が選べるよ!
これは地味ではあるものの、1行だけ削除したいのにと思ってても、今までトラックパッドやらマウスをゴリゴリ動かさないと1行選べなかったことに比べると便利になったなと思います。アクセシビリティの向上ですかね。
Mac版にフルスクリーンモードを追加しましたぜ。
あれ、なんかWordPressでも似たような機能が・・・?集中s
文字通りのフルスクリーンモードをMacに追加したというものです。メニューすら出てこなくなるので、意識がある限りコードバチバチ打ち続けたい、というガチのコーダーの方にもオススメです。
これが空虚か・・・やっぱもっとみっちりサンプルコード打っとくべきだったと後悔。やり方はcommand+control+Fです。
あと、ツールバーすら出てこなくなって不安になるかと思いますが、上端にカーソルを持っていけば出てきますのでご安心を。
ColdFusionをサポート
すみません。ColdFusionとやらを勉強してないのでよくわかりませんが、サポートしたそうです。
JavascriptとJSONとPHPのソースフォーマットをサポート
いや、サポートというか君2015にもあったでしょ。Beta2をダウンロードした時、あれ?「コマンド」→「ソースフォーマットの適用」どこ行ったんじゃああ!となってしまいました。やっぱぐちゃぐちゃになってるコードってちょっとねえ・・・
Beta3では「コマンド」がなくなっていますが、「編集」→「コード」→「ソースフォーマットの適用」できれいを整えることができます。
CSSのコードヒントを追加
このサジェストのような機能はDreamweaverでも本当に便利だなあと思う機能の一つです。(よくスペル間違えて動かなくなる筆者にとっては特に・・・)
CSSのコードヒントとして
- 擬似クラス(:hoverやら:nth-child(n)やら)
- @クラス(メディアクエリとかのあれでいいんでしょうか?間違ってたらすいません。)
- ショートハンドプロパティ(background にURLやら表示位置やらをまとめて書くやつ)
- 複数の値があるプロパティ(背景色やらマージン、パディングに値をまとめて書くやつ)
に対応したとのことです。
特に効果的なアップデートと感じたのは4つ目。値をまとめて書くと、どれが上マージンでどれが右マージンだっけ?というのがたまにあったのですが、それをヒントとしてサクっと表示してくれるのが嬉しいですね。
PHP5.6へ対応
そのままです。最近レンタルサーバーでもこのあたりのPHPバージョンにあげますよーっていうところが増えています。CORESERVERユーザーの筆者は、PHP7にあげていますが、いつかは対応されるでしょうかね・・・。
検索と置換のバグフィックスとパフォーマンスアップ
Beta2で刷新された検索と置換のバグ取りとパフォーマンスアップです。特にでっかいファイルなら3倍速くなってるぜ!と豪語しています。
リアルタイムプレビュー
テストサーバーを設定していれば、リアルタイムプレビューはテストサーバーから直でページをロードするよ!とのことです。
本リリースへ高まる期待
まだまだBeta版だというのに、筆者がお金出して使ってるCC2015を投げ出してまで使ってみようという気になるあたり、Adobeの本気を感じてしまいます。ただ、筆者が直面したダメな点として
- 重い(いつものこととか言わない!core7搭載PCですら時折重くなります。)
- 決まって同じファイルが不安定になる(特にWindows版、CC2015で開くファイルが開かずエラー終了したりする。)
- ことえりが暴走(Macbook Airにて、重いと同意かもしれません。Beta3になってからは割と無くなったような・・・?)
と、本リリースに向けて不安がないとも言えないところ。でも、それを差っ引いても十分に伝わる凄さ。
いつもの更新時期だとしたら2017年6月ぐらいになるのでしょうかね・・・なお、タイトル通り2017年の新年にリリースされたら最高だなあと思ってます。とにかくリリースが待ちきれませんね。